あなたは、誰かに仕事を依頼したり、誰かと一緒に仕事などをしたりする際に、
「この人、信用できるな」
「この人、あまり信用できないな」
と判断しているかと思います。もしかしたら無意識に。
あなたにとって、「信用できる」「信用できない」を判断する基準・見分け方はどのようなものでしょうか。
今回はiSee-Labの視点から「信用できない人」についての見分け方について考えてみました。(ここでは主にビジネス上の状況を想定しております。)
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目次
「信用できない人」の3つのタイプ
「信用できない」のは、以下の3つのタイプに当てはまるタイプの人です。
- お金にルーズな人
- 時間にルーズな人
- 書くことを嫌う人
まず、1.と2.は、多くの人が同意してくれると思います。でも、3.は意外だったかもしれません。3.の「書くことを嫌う人」は、「弁が立つ人」が多い傾向があると考えます。
いわゆる、「コミュニケーション能力が高い人」なのでしょう。世間的には。
「こうあるべきだ」といった自分の考えをしっかり持っており、その場を仕切りたがります。また、とにかく足で稼ぐことを第一に考えがちです。
確かに、
- 自分の信念を持つ
- 現場を重視する
といった姿勢はとても大切なことです。
この点は、何も否定するものではありません。しかし、もしその人が自分の意見や考えを書くことが嫌いであれば、信用するに値しません。
少なくともゆるーい関係のお友達としてはOKですが、一緒に何か仕事をしようとは思いません。まぁもしかしたら、信用はするかもしれませんが、信頼は絶対にしません。
そして、1.2.3.のどれかに当てはまる人は、他のものにも当てはまる人が多いです。
また、「お金にルーズな人」「時間にルーズな人」は比較的見分けやすいですが、「書くことが嫌いな人」は結構見分けづらかったりします。
なぜ「書くことを嫌いな人」は信用できないのか
なぜならば、どんなに口が立つ人であっても、自分の考えを書面に落とせなけなければ、物事を企画し、実行し、達成できる可能性が低いからです。
書く(=書面に落とす)ためには、自分の頭が整理されている必要があります。でも実際には、「自分の考えは明快だ」と思っていても、いざ書こうとすると、とたんに手が止まってしまうことがあります。
なぜ止まってしまうかというと、
例えば、
- 実はあまりわかっていなかったな
- ここの部分は理由づけが甘いな
- さっき述べたことと矛盾しているな
といったことが、次々に自分自身で気づき出すからです。
逆に言えば、しっかりと文書に落とし込める人は、議論が明確であり、信用できる可能性が高いと考えます。
記録として残りますしね。これ大事だと思いませんか。後で、「言った・言わない」となり、お互いの時間の浪費した経験はあなたにもありますよね。
- 客がそう言ってんだから(俺・アタシの言った通りにすれば間違いないんだよ)
- 今言ったばかりじゃん(理解しろよ)
- わざわざ(メールで送るとか)面倒くさいよ
- 堅いこと言ってんじゃねーよ
- んなことより、一つでも多くの現場だよ
なーんて言って、記録を残そうとしない御仁は、一つの目標に向かって一緒に取り組むパートナーとして信用に値しないのです。
iSee-Lab的、「信用できる人」「信用できない人」の見分け方、いかがでしょうか。
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