太田光も受けた精液検査。感じた不安と結果告知での医師の意外な一言

男性の不妊治療の一環である精液検査についての筆者の体験談です。恥を捨て、できるだけ具体的に記述しています。不妊に悩んでいるあなたやあなたのパートナーに、少しでもお役に立てれば幸いです。

さて、前々回の記事(太田光代・太田光夫婦からの学び。不妊治療で男性が始める検査とは)では、

  • 精液検査を受けるに至ったきっかけ
  • 産婦人科の選び方・実際に予約した産婦人科
  • 検査を受けるまでの事前準備

について書きました。

また、前回の記事(【体験談】男性の不妊治療。精液検査のやり方はこうだ!)では、

  • 精液検査を午前中に受けた理由
  • 提出する精子を実際に採取した場所
  • 産婦人科におっさん独りで乗り込んだときのエピソード
  • 産婦人科の待合室でおっさんが独りで待つときの心理状態

について書きました。

今回はその続きです。

いよいよ精液検査の結果発表です。

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目次

精液結果の発表前に感じた一抹の不安

30分から1時間ほど待合室で待ったあと、名前が呼ばれました。

検査の予約時に言われた通り、「禁欲期間」と「検査前の1時間以内の精液採取」という言いつけをキチンと守りました。その意味では不安はありません。

ただ、1つ不安がありました。

それは、まだ寝ぼけてている状態の筆者の“息子”を、無理やりたたき起こし、なんとか検査のための精液を絞り出したことです。

何故かというと、「そんな状態で出した精液では、“いい結果”は出ないのではないか・・・」と考えたからです。

喩えていうならば、勉強する気が全くない子どもに、親が無理やり塾に行かせて勉強させるようなものです。そんな状態では、テストでいい結果は望めない・・・みたいか感覚です。

分かりますかね。この感覚。

結果告知で医師から言われた意外な一言と精液検査の基準値

ところが、そんな不安とは裏腹に、医師は開口一番意外なことを口にしました。

すんばらしい!(素晴らしい!)

筆者は最初、訳が分からず「えっ!?」と言ってしまいました。

精液検査では、採取した精液(精子)から以下の項目について調べるそうです。

  • 精液の量
  • 精子の数
  • 精子の運動量
  • 正常形態率
    など

です。

医師の話では、どうも私の精液(精子)は、どの項目も良好な結果だったらしいのです。
医師はニコニコ顔で、「問題ありません!」と太鼓判を押してくれましたv。

大人になって、こんなに褒められることはほとんどないので、単純な私はなんか自信がついた感じでした。

精液検査の基準値について

多くの産婦人科では、2010年に改訂されたWHO(世界保健機関)の基準値を参照しているようです。

精液量    1.5ml以上
精子数(濃度)1,500万/ml以上
運動率    40%以上

これに対し、筆者の精液(精子)検査の結果はというと・・・

精液量    3.6ml (基準値の倍以上!)
精子数(濃度)35,400万/ml (基準値の約24倍!?)
運動率    96%(基準値の倍以上!)

でした。

我ながら「わー、すごーい」と思って、医師からもらった検査結果の紙を大切に取っていました。
(履歴書に書けるレベル!?w)

↓↓↓それがこれです↓↓↓↓
161116_sperm-inspection-result

爆笑問題の太田光も受けた精液検査

なお、太田光代さんの旦那であり、爆笑問題の太田光も検査を受けたそうです。

2016年3月20日のTBS系の情報番組サンデージャポンで、「俺は種無し」であることを告白しました。精液検査を受けた結果、医師から「精子量が十分でない」「自然妊娠は難しい」と診断されたそうです。

余談:

検査が終わった日、家に帰ってからその“よい結果”を妻に見せました。容疑が晴れた瞬間です。ホッとしました。その後ほどなくして、元気な娘を授かりました。

筆者の場合は、たまたま幸運にも「種あり(しかも、あり過ぎ)」だったのですが、こればかりは検査を受けてみないことには分かりませんね。

不妊で悩んでいる男性は、早めに検査を受けておいた方がいいですよ。もし仮に検査結果が基準を下回っていたとしても、手はあるそうですから。

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