【適応障害体験談】発熱の症状から脳検査へ!休職期間の職場の対応は?

あなたは、家庭環境や職場環境で、気分が晴れないときはありませんか。

  • 早くこの家から出て行きたい!
  • 会社を休職したい!
  • 会社を退職したい!

と思ったことがあるかもしれまません。

過度のストレスがかかってしまうと、体調に変化が現れます。

この変化や症状がひどく、社会活動を行う上で著しく障害されている状態を適応障害といいます。

適応障害は、環境の変化などで出現しやすいと言われています。

適応障害というのは、決して他人事ではありませんよね。

実は、筆者の知人で適応障害をご経験されている方がおり、お話を伺うことができました。

今回は、その知人(本田さん・仮名)体験を通して、適応障害についてお話していきます。

この実体験を元にもとづくお話が、同じような悩みを抱えているあなたのお役に立てると幸いです。

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目次

発熱からはじまった症状~脳検査の結果

ある日。

朝起きて、頭がボーっとするので体温を測ってみたら、39度の熱。

頭がフラフラで仕事をするような状態ではありませんでしたが、休みが取れるような雰囲気の職場ではなかったので、無理していつものように出社。

でも仕事中は、なんとか動けるものの、調子は悪いまま。

次の日。

目が覚めると、熱は下がっていなかった。

それに、この日は右半身のしびれがあり、右耳が聞こえなくなっていた。

さすがにこれはマズいと直感し、欠勤して病院にて診断を受けることに。

まずは、風邪の疑いもあることから、耳鼻科で聴力の検査を含め検査を開始。

聴力検査の結果、右耳の聴力がかなり落ち込んでいることが判明。

でも、鼻から空気を送ったりして治療を行ったことで、聴力は幾分戻ってきた気がした。

右半身のしびれについては、CTやMRIといった脳の検査を行ったものの異常なし。

3日目。

3日間はしびれを取る点滴で様子を見ていた。

次の週。

翌週、なんとか仕事に復帰。

しかし、復帰した1週間の内に、発熱と軽いしびれが再発。

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適応障害と精神科受診で認定!休職に至る

自分としては、精神面で特に異常を感じていたわけではなかった。

むしろ、体調面に変調が現れていることから、診療内科に通うべきか考えていたところ。

ただ、近くに診療内科はなかったので、総合病院の精神科に。

医師にそれまでの検査のこと、症状と仕事の内容のことを話したところ、「適応障害」の可能性について話がありました。

ただ、医師曰く「39℃といった高熱は考えられにくい。」とのこと。

そこで、「まずは2週間の休職を」診断されたのです。

適応障害への職場の対応リアル

2週間の休職に入ったものの、職場からは、自宅でできる軽作業を与えられた。

また、毎日夕方、近くのお店に在庫確認を行うように指示が。

日曜日には、3時間おきに1日4回、在庫確認をする必要があった。

軽作業といっても、1日にしなくてはいけない作業量が3時間はあった。

これは、通常に業務を行っていたときに、夜中に行っていた作業。

医師から2週間の休業をとの診断があったにもかかわらず、会社からは通常時とあまり変わらない仕事を指示され、精神的に追い込まれていった。

こんな業務体系をしばらく続けていた結果、別のクリニックで調べてもらうときには、「うつ」になりかけていた。

医師からは、その職場環境から離れるため、実家に戻ることを勧められた。

実家での療養がスタートすると、「うつ」の初期状態の症状は消えて行った。

発熱やめまい、不安や焦りなどの症状は、まだあるものの徐々に緩和してきている。

まとめ

適応障害のご経験者の本田さん(仮名)のお話、あなたにはどう感じましたか。

自宅療養で職場から離れると、症状が改善されてきたのでよかったですね。

本田さんの職場は、小規模な事業所なので、復職してもまた同じ環境に戻ることになります。

本田さんの会社は、人材不足ということもあり復職を望んでいました。

ただ、その職場にいるとまたいつ適応障害が再発する可能性が高いと感じ取り、退職するに至りました。

現在は、自宅で療養中。

適応障害はストレスが原因となることが多いようです。

最初は、気持ち面では何も感じないのに、体調面にだけ洗われる場合もあります。

内科などで治らないような場合は、恐れずに診療内科などを受診してみましょう。

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