「今年もあと〇〇日」なんていう声が聞かれ始めると、流行語大賞も気になってきませんか。
2018年、今年もいろいろありました…。
その中で生まれ、使われた、たくさんの言葉の中で、流行語対象の候補、更にはトップ10に選出されるのはどの言葉でしょうか。
2018年の出来事を振り返りながら、予想してみたいと思います。
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目次
流行語大賞とは?選考基準や選考委員も
まず、簡単に流行語大賞について、おさらいです。
正式には、「現代用語基礎知識選 ユーキャン新語・流行語大賞」と言います。
通信教育、生涯学習でおなじみの「ユーキャン」主催のイベントなのです。
ユーキャンによりますと、「現代用語基礎知識選 ユーキャン新語・流行語大賞」の概要、選考方法については、下記の通りだそうです。
「この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。
1984年に創始。毎年12月初めに発表。
『現代用語の基礎知識』収録の用語をベースに、自由国民社および大賞事務局がノミネート語を選出。選考委員会によってトップテン、年間大賞語が選ばれる。
選考委員会は、姜尚中(東京大学名誉教授)、俵万智(歌人)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、清水均(『現代用語の基礎知識』編集部長)で構成される。
※授賞が「トップテン=大賞」の方式になったのは第11回から。それ以前は、【新語部門】【流行語部門】【表現部門】等を設け、それぞれに授賞語を選定した。」
※ユーキャン「現代用語基礎知識選 ユーキャン新語・流行語大賞」https://singo.jiyu.co.jp/old/index.htmlより引用
ということで、現在は、トップテンを選び、その中から年間大賞を選ぶ方式になっています。
つまり、流行語大賞は、
- 流行語の候補を多方面から収集
- その中からノミネート語が選ばれる
- トップテンが選ばれる
- トップテンの中から年間大賞が選ばれる
の手順を踏んで選ばれるようですね。
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過去の流行語大賞の一覧!
流行語大賞の概要と選考方法がわかったところで、過去の受賞を少し見ていきたいと思います。
過去5年間の大賞と受語は、次の通りです。
年 | 大賞 | 受賞語 |
2017年 | 「インスタ映え」 「忖度」 |
「35億」「Jアラート」「睡眠負債」 「ひふみん」「フェイクニュース」 「プレミアムフライデー」「魔の2回生」 「○○ファースト」」 |
2016年 | 「神ってる」 | 「聖地巡礼」「トランプ現象」「ゲス不倫」 「マイナス金利」「盛り土」 「保育園落ちた日本死ね」「ポケモンGO」「(僕の)アモーレ」「PPAP」 |
2015年 | 「爆買い」 「トリプルスリー」 |
「アベ政治を許さない」 「安心してください,穿いてますよ」 「一億総活躍社会」 「エンブレム」「五郎丸(ポーズ)」「SEALDs」「ドローン」「まいにち,修造」 |
2014年 | 「ダメよ~ダメダメ」 | 「集団的自衛権」「ありのままで」 「カープ女子」「壁ドン」「危険ドラッグ」 「ごきげんよう」「マタハラ」 「妖怪ウォッチ」「レジェンド」 |
2013年 | 「今でしょ!」 「お・も・て・な・し」 「じぇじぇじぇ」 「倍返し」 |
「アベノミクス」「ご当地キャラ」 「特定秘密保護法」「PM2.5」 「ブラック企業」「ヘイトスピーチ」 |
年間大賞は1語とは限らないようですね。
2017年は2語、2013年に至っては4語が年間大賞に選ばれています。
それにしても、あ~、こんなことあったな~という言葉あり、今やすっかり使われなくなってしまったっ言葉あり…。
政治、世間を騒がせたニュース、芸人さんのネタ、スポーツ界から…etc.
時代の変化と、その移り変わりの速さに驚かされますね。
流行語大賞2018の予想は?
2018年の流行後を予想するにあたり、今年の出来事を少し振り返ってみます。
- 2月、3月:平昌オリンピック・パラリンピック、文書改ざん問題
- 6月:サッカーワールドカップ、決勝トーナメント進出
- 7月:オウム死刑囚の死刑執行、西日本豪雨、国内最高気温更新(埼玉 熊谷)
- 9月:北海道胆振東部地震、安室奈美恵さん引退、大坂なおみ選手がテニスのグランドスラムで初優勝
- 10月:第4次安倍内閣発足、本庶 佑氏がノーベル医学生理学賞を受賞、築地市場移転
この中から、よく使われるようになったのが、
- 「そだね~」/平昌オリンピック・女子カーリングチーム
- 「もぐもぐタイム」/平昌オリンピック・女子カーリングチーム
- 「大迫 、ハンパないって!!」/サッカーワールドカップ・日本代表FW大迫勇也選手を讃えて
- 「なおみ」/テニス・大坂なおみ選手
ではないでしょうか。
スポーツは、人々の心に残る感動を与えてくれるのだと、つくづく思います。
この中で、候補→ノミネート→流行語大賞に選ばれそうなものは、ズバリ!
「そだね~」
だと思います!
言い方が柔らかく、これからも使いそうな言葉ですし、何より、日本中が応援した、平昌オリンピック・女子カーリングチームの爽やかな笑顔を思い出しますからね。
また、この他にノミネートされる言葉として、
- もぐもぐタイム
- 大迫 、ハンパないって!!
- 免疫療法
- なおみ
- 安室奈美恵
- 築地市場
- モリ・カケ(森友・加計問題)
- 全員野球内閣
- 閉店セール内閣
(※順不同)
が選ばれるのではないかと予想しました(^○^)
まとめ
流行語大賞2018の候補を予想してみました。
この中で、トップテンにノミネートされるのは、いくつあるでしょうか。
現代の日本は、SNSやネットの世界が当たり前の世代と、そうでない世代が同居しています。
流行語、と一口に言っても、国民全員が知っている、またはよく使う言葉ばかりではないかもしれません。
とはいえ、流行語大賞として記録に残る言葉があることで、来年、再来年、そしてその後に、「2018年って、こんな年だったんだ」と思い出すことでしょう。
そのとき、少しでも明るい気持ちになれる言葉が選ばれるといいですね!
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