あなたのクルマはリコールの対象になっていませんか?
スバル(富士重工)でも無資格検査が行われていたことが判明しました。
リコールとなる対象車種が気になります。
スバルの不祥事の現場は、群馬県太田市にある「群馬製作所」。
なぜ検査問題が発覚したのでしょうか。
今回の検査問題で生産ラインが止まる場合の、太田市(更には群馬経済)にとっての影響は計り知れません。
その影響について取り急ぎ考えてみました。
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スバルの無資格検査によるリコール対象車種は?
不祥事の現場は、群馬県太田市の群馬製作所。
リコールの対象車種については、明らかになっていません。(10月27日現在)
報道によると今月10月中に国土交通省に届け出るとのこと。
ただ、どの車種が対象かはある程度想定できます。
何故なら、群馬工場では、主に中型車・小型車を中心に製造されていることがわかっているからです。
例えば、
- 小型車の「インプレッサ」
- スポーツ用多目的車(SUV)の「XV」
といった車種ですね。
今後は、スバルの公式サイトで情報をアップしていくことになるはずです。
あなたの車が対象になっていないか、チェックしてみてくださいね。
日産自動車の時は、国土交通省の検査により無資格検査が行われていたことが判明しました。
スバル(富士重工)の場合は、どうだったのでしょうか。
これは国土交通省による検査や内部告発ではなく、日産自動車の無資格検査の問題を受けて社内調査を実施した結果、判明したとのこと。
こう考えると、他の自動車メーカーでも同様なことが起きそうです。
※追記
リコールの対象車が判明しました。
スバルのリコール対象車は、トヨタ自動車からの受託生産が1車種を含めて12車種です。
- レガシィ B4
- レガシィ アウトバック
- WRX S4
- WRX STI
- レヴォーグ
- インプレッサスポーツ
- インプレッサG4
- SUBARU XV
- フォレスター
- エクシーガクロスオーバー7
- SUBARU BRZ
- 86(トヨタ自動車からの受託生産車)
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スバルの群馬工場の場所と太田市などへの影響
スバルの群馬工場(群馬製作所)は、国内の主力工場です。
概要についてまとめてみました。
- 所在地:群馬県太田市スバル町1-1
- 土地面積:585,000(15,000)m²
- 建物延面積:330,000m²
- 従業員数:4,276人
地図で所在地を確認すると、こんな感じです。
スバルの群馬工場は、東京方面(浅草・北千住)から特急りょうもう号に乗ってくると、地図上の右上の路線(東武伊勢崎線)から、右手にみえます。
そして、太田駅へと入っていきます。
群馬県内では比較的大きな駅である太田駅から工場は近いです。
所在地の住所は、スバル町1-1となっているくらいですから、太田市の中で工場関係者も多くいます。
ブラジルなどから来た外国人労働者も多く、生産ラインが止まってしまうと、地元経済は大きな影響を受けるのではないでしょうか。
工場の従業員数は、約4,300人ほどとなっていますが、ディーラー(販売店)・修理業者、そしてその家族などを考えると、影響を受ける人数は数万人規模になると想像します。
検査の不正は不正として正すべきですが、地元の人の生活への影響も心配ですね。
※追記
帝国データバンクによると、スバルの下請け先は全国に8776社あるとのこと。
そのうち、群馬県には733社。
これは東京都(2119社)、愛知県(812社)に次いで全国3位の企業数です。
まとめ
今回は、日産に引き続き無資格検査が判明したスバルのリコール対象車種について調べてみました。
日産、スバルに続きさらに問題が拡大しそうです。
SUBARUも発覚したね~。だから言ったでしょ。日産だけじゃない、これから他社の不正も次々と出てくるって。
— ゆっこ (@indignationyuko) 2017年10月26日
日本車に対する信頼が世界の中で揺らいでしまいましたね。
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