本日アップした明浄学院関連の記事です。
●明浄学院高校の廃校問題とは?偏差値や理事の評判と吹奏楽部の今後も
反社会的な勢力と関係のあるとされる人物が明浄学院の理事に就任したことにより、高校が乗っ取りに遭い、土地が売却され校舎を移転するという方向で進んでいるようです。
今回は、現在ある阿倍野区の土地の売却先と金額について整理しました。
また、移転先の場所や一連の取引に関わるカネの流れもネット上の情報から整理してみたいと思います。
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大阪市阿倍野区の明浄学院の土地の売却先と金額は?
大阪市阿倍野区にある現在の明浄学院の土地の面積は、敷地面積は13,701.50㎡(約4,152坪)あることが事業報告書から確認できました。
この売却先とされているのが、マンション開発業者とされています。
気になる売却金額は、50-60億円とのこと。
阿倍野区から移転する場所はどこ?
明浄学院高校は、現在大阪市阿倍野区にありますが、移転先は吹田市と言われています。
移転先の場所は、かつて吹田市立北千里小学校があったところです。
千里北小学校が廃校した理由は、少子化や千里ニュータウンの高齢化。
地域全体で、児童数が減少したことによって、2009年3月末で古江台小学校に統合する形で廃校となりました。
この土地の所有者は、吹田市だったようです。
住所は、大阪府吹田市古江台3丁目8−1となっていました。
どれだけ離れているのか確認してみると・・・
出典:googlemap
これを確認する限り、現在の場所から1時間離れたところです。
もともと吹田市の方から通っている生徒は問題がないでしょうけど、堺市など南側から通っている生徒や教師にとってはかなり影響がありそうです。
受験での生徒募集にも影響があると考えるのが普通ですよね。
ただ、お金儲けだけを考えている人にとっては「そんなの関係ねー!!」ってことになるのでしょうか。
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カネの流れを整理
先程、阿倍野区の土地の売却代金は50-60億円と書きました。
この売却収入55億円と融資金額80億円の合計で135億円。
一方、吹田市の旧北千里小学校の土地取得費と校舎の建設費の合計は72億円。
すると、63億円(135億円-72億円)が手元に残る計算となります。
これだけでも、儲けがでる要素がありそうですが、更にカネを生み出す仕掛けを考えているようです。
吹田市から購入する土地の面積は、6,000坪とのこと。
ただ、実際に明浄学院として使うのは、その全てではなく、4,000坪。
残りの2,000坪は、売却されることが計画されているようです。
これが本当だとすると、教育不在で利益目的の錬金術と言われてしまっても不思議ではなさそうですね。
まとめ
本当に校舎の移転は起こるのでしょうか。
カネの流れをみても大きいですし、何か大きなニュースに繋がりそうな気がします。
注視していくことにしたいと思います。
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