ゾフルーザで熱が下がらない原因は変異ウイルス?インフルエンザウイルスの特徴

「ゾフルーザ」

塩野義製薬が2018年3月に発売した抗インフルエンザの新薬です。

この冬にインフルエンザにかかったことがあれば、もう服用したかもしれませんね。

筆者の息子は今週インフルエンザA型になり、「ゾフルーザ」をたった1錠飲んだだけで熱が下がり治ってしまいました。

良かったよかったと胸をなでおろしていたところ、1月25日のニュースに「ゾフルーザ」が効かない変異ウイルスが見つかったとの報道が・・・(汗)

ゾフルーザを服用しても熱が下がらないのはこれと関係がありそうです。

ウイルスが薬に対して耐性を持つということは聞いたことがあります。

完治するまでに薬の服用をやめてしまうと、そのウイルスが薬に対する耐性を持ってしまうというものです。

この耐性を持つ変異は、インフルエンザウイルスでも発生したようです。

今回は、ゾフルーザを服用することで発生する変異ウイルスについて調べてみることにしました。

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ゾフルーザを服用すると耐性ウイルスは発生するのか?

これまでのインフルエンザ治療薬の場合、体内で耐性を持ったウイルスが発見されたことはあまりほぼありませんでした。

ですが、国立感染症研究所が1月24日、インフルエンザに感染した子どもの患者にゾフルーザを投与したところ、耐性変異ウイルスが検出されたと発表しました。

国立感染症研究所によると、臨床試験の段階でゾフルーザを服用した12歳未満の子どものうち、耐性ウイルスが検出されたのは、23.4%と高い割合だったことが指摘されていた。

出典:FNNプライム

では、この変異ウイルスに罹患(りかん)してしまうとどうなるでしょう。

ゾフルーザを飲んでも効果が出にくくなり、結果的に治癒までの時間が長くなることが予想されます。

熱が下がらないのもこれですかね。

ウイルスも賢くて、普通に増殖させてくれないから、薬の働きをかわして増殖する方法を見つけるのです。

新薬が出て1年目のシーズンですので、今後耐性を持った変異ウイルスが広がる可能性はあり得ますよね。(汗)

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なぜ人間はインフルエンザウイルスに耐性を持てない?

そもそも人間は、ウイルスの抗体を持つと、同じウイルスにはかかりにくいはずではないでしょうか。

インフルエンザは毎年のように大流行しますが、なぜ人間はインフルエンザに耐性を持てないのでしょうか。

人間に感染するインフルエンザウイルスは大きく分けて3種類あり、それぞれA型、B型、C型と呼ばれています。

そこから、色々な亜型、つまりサブタイプが存在します。

インフルエンザが流行る時期ごとにこの亜型は変わります。

だから、前年にインフルエンザにかかってその亜型に耐性をつけても、新しい亜型のウイルスがでてくれば、それには耐性がないってことですね。

だから、毎年インフルエンザにかかるということが起きるのですね。

変異ウイルスによる新型インフルエンザが恐ろしい理由

インフルエンザウイルスは、その型によって特徴が違ってきます。

B型については、ヒトを対象として感染しますが、A型はもともと水鳥の腸管の中に生息しています。

この状態では害はないのですが、水鳥から別の鳥に感染していくうちに毒性を持つようになります。

それが豚に移って人にもうつる形に変わった変異ウイルスが出現すると、新型インフルエンザとなります。

これまで流行したインフルエンザであれば、免疫が出来ていることから世界的な大流行とまではいきません。

一方新型の場合、ヒトの免疫の中に情報がないため、予防方法がないので一気に蔓延してしまうのです。

怖いですね。

新型インフルエンザは毎年生まれていますが、特性として変異性を持っていると認識しておきましょう。

ゾフルーザが原因で変異ウイルスが生まれるわけではないので、誤解なきように。

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