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てるみくらぶは計画倒産?社長逮捕と訴訟で返金される可能性

格安海外旅行販売業の「てるみくらぶ」が昨日3月27日(月)に
東京地裁へ自己破産を申請し、即日破産手続き開始決定を受けました。

負債総額は151億円にものぼるとのこと。

てるみくらぶの利用者にとっては、怒りに満ち、
支払った旅行代金はいつ、いくら返金されるのか、
といったことが気がかりかと思います。

てるみくらぶの破産劇は、
昨日急に沸き起こったようにもみえるかもしれませんが、
かなり以前から用意周到に準備された
計画倒産の臭いがプンプン
します。

今回は、そのことと、損失を被った被害者に代金が
返金される可能性について考えてみました。

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てるみくらぶの概要と山田千賀子社長の経歴

株式会社てるみくらぶは、1998年12月に設立。

前身はアイ・トランスポート株式会社で、
その会員組織「てるみくらぶ」が分社化してできた会社です。

山田千賀子氏は、アイ・トランスポート時代から含め
1982年から社長に就いていました。

自社サイトを利用した海外主体の一般旅行業を手がけ、
オンライン予約でハワイ、グアム、サイパン、韓国、台湾など
一都市滞在型海外パッケージツアーを展開して、
これが利用者に好評だったようです。

そこから更なる事業の拡大にも積極的で、
積極的に広告費を投入し、直近の2016年9月期の売上高は
約195億円にも達しました。

価格競争が激しい旅行業界の中で、生き残ってきた方ではないかと思います。
一体何がきっかけで、倒産・自己破産に至ったのでしょうか。

てるみくらぶが倒産するきっかけは?

一言で言うと、事業の拡大に伴う資金繰りが悪化したことが原因です。

  • 対面販売や添乗員の増員等で人件費が増加
  • 広告費の積極投入に伴う販管費負担が増加

更に、円安の影響も追い打ちを掛けました。

人件費や広告費を投じても、資金の回収は、
お客さんがツアーに申込み、代金を支払った時点です。

それまでの間にやってくる、
広告費や従業員の給与などの支払は、
手元の資金でなんとかやりくりするか、
金融機関から資金を調達して凌がなくてはなりません。

まさに資金繰りですね。

しかし、想像するに、資金繰りに窮しても、
イケイケどんどん!の営業スタイルで
あくまで“事業が拡大していくことを前提”に、
金融機関から借入れを増やしていった
のでしょう。

負債総額が151億円にも膨らんだそうですからね。

資金需要のある先を見つけるのに苦戦していた
金融機関も審査が甘くなっていたのかも知れませんね。

しっかりと担保は押さえているでしょうけど。

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てるみくらぶの倒産が計画的である理由

3月27日(月)に唐突に倒産のニュースが駆け巡りましたが、
これはかなり用意周到に計画されていますよね。

何故なら、会社を破産させるにも結構なお金がかかるからです。

てるみくらぶの破産手続にかかる費用

破産するにもタダじゃできません。
以下のような費用がかかります。

  • 裁判所に納める予納金
  • 裁判所に納める印紙や切手代
  • 弁護士費用

■裁判所に納める予納金

破産手続を進めていくためには、
官報への公告などの諸手続を行う必要があります。

また、破産管財人の報酬や管財業務を行う実費も必要です。

破産申立人から予納金を納めさせることで、
裁判所は、最低限の破産手続費用を予め確保しておくのです。

もし破産申立人が予納金を納めなければ、
破産開始手続の申立は、却下されます。

つまり、破産もできないのです・・・汗

てるみくらぶの破産のケースでは、
負債総額が190億円ということを考えると、
700万円といったところでしょうか。
(東京地方裁判所に破産申立のため)

■印紙や切手代

まぁ合わせて数万円といったところでしょうか。

■弁護士費用

多額の負債が残り、債権者も多いことから、
通常は弁護士に依頼します。

弁護士費用については、弁護士ごとに報酬基準が異なります。

弁護士報酬の算定基準には、例えば以下のようなものがあります。

  • 債権者数
  • 資産内容
  • 関連施設の数と場所
  • 関連会社の数と内容
  • 破産申立前に緊急処理を要する事項の有無
    など

さて、今回てるみくらぶが依頼した弁護士は、
西村あさひ法律事務所のパートナー弁護士柴原多(しばはらまさる)氏です。
この紫原氏が破産申請代理人を務めました。

西村あさひといえば、在籍弁護士が500人以上もいる
日本最大の弁護士事務所です。

ここのパートナー弁護士に依頼するとなると、
相当な弁護士報酬を覚悟しなければならないでしょう。

筆者はかつて、仕事上でこの西村あさひ法律事務所のパートナー弁護士に
ある契約書の作成を依頼したことがあるのですが、
目ん玉が飛び出るくらいに高額な弁護士料をチャージされました~!!(;^_^A

弁護士費用が確かに高額ですが、弁護士の中でもエリート中のエリートが
集まっていますから、法律的な守りの部分は盤石なのでしょうね。

西村あさひのパートナー弁護士に依頼することで、
会社破産後に予想される社会的な反感や訴訟などの事態に対して
相当準備していると思います。。

高額な弁護士費用捻出のため、利用者から旅行代金を集めてた?

えっっーーーー!!??
っと固まってしまったのですが、こんなこともしていたようですね・・・


これは、

お客さん(利用者)の旅行代金に充てるために集めてたのか、
高額な弁護士費用に充てるためだったのか・・・

このあたりについては、これから利用者や世間からは突かれると思いますが、
既に想定済みで、対応方法を考えているのでしょう。
(”法律的には”盤石のw)

てるみくらぶが西村あさひ法律事務所と締結した
弁護士依頼の契約締結日がいつになっているか気になりますね・・・

まとめ

今回は、てるみくらぶの倒産が計画的ではなかったのか、
ということについて考えていました。

筆者はかなり計画的~と感じるのですが、
あなたあどう思いますか?

また、筆者の個人的な印象としては、
山田千賀子社長は会社を破産させたものの、
西村あさひのパートナー弁護士を起用してまで
自分を守ることに必死な気がします。
(利用者の救済よりも優先して)

既に会見でも言われていた通り、
利用者への返金はほぼ期待できないのでしょう。

筆者も含めて他人事ではありませんね。

相手の与信というものは、常に気を付けておきたいものです。
(っといっても、なかなかムズカシイと思いますが・・・)

また何か情報がありましたら、あなたにシェアしますね。

ではまた。

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