スマートドラッグの効果と副作用(問題点)!記憶力と集中力が向上?

あなたは、ここぞというときに記憶力や集中力を向上させたいですか?

もしそれが、それがサプリメントや健康食品のように簡単に口に入れるだけで手に入るとしたら、試してみたいですか?

実は最近、中高生の間で「頭がよくなる薬」としてスマートドラック(略して、スマドラ)が流行しているそうです。

中学生や高校生にしてみたら、試験やスポーツ競技において、スマートドラッグを飲むだけで成果が出るのなら、試してみたくなるのは自然な発想です。

ただ、本当に大丈夫なのでしょうか。

今回は、スマートドラッグ(スマドラ)の効果と副作用(問題点)について調べてみました。

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目次

スマートドラッグとは?気になる効果も。

スマートドラッグ(スマドラ)の元をたどると、1990年代後半の米国の大学生の間で流行していた、というところに行きつきました。

学生の誰かが、

  • ADHD(注意欠陥・多動性障害)
  • ナルコレプシー(過眠病)

などで処方された薬を、試験前などの勉強用に使い出したことが始まりらしいです。

スマドラを服用することで、脳の中枢神経に働き「集中力が高まる」「記憶力が高まる」という話が学生たちの間に広まりました。

一時期は、ハーバード大学の学生の20%が使用していたとのアンケート結果があったそうです。

それが口コミとかSNSなどで広まり、いま日本の若者を中心として広がっているのだとか。

どのような効果が期待できるのでしょうか。

ネットから拾ってみると、例えば以下のようなキーワードが出てきました。

  • 記憶力の向上
  • 集中力の向上
  • 注意力の向上
  • 思考速度の向上
  • 覚醒度合の向上


スマドラは日本語に訳すと、「頭のよくなる薬」とか「頭をよくする薬」と呼ばれたりします。

スマートドラッグ以外にも名称が付けられているようです。

  • ヌートロピック(Nootropic)
  • メモリエンハンサー(memory enhancer)
  • ニューロエンハンサー(neuro enhancer)
  • コグニティブエンハンサー(cognitive enhancer)
  • インテリジェンスエンハンサー(intelligence enhancer)

エンハンサー(enhancer)というのは、英語のenhance(強化する、高める)というところからきています。

この前に単語をくっつけて、記憶(メモリー)、神経細胞(ニューロン)、認知(コグニティブ)、知性(インテリジェンス)を、「強化しますよ」「高めますよ」っていう意味の名前になっているのですね。

なんとも試してみたくなるような、誘惑的な言葉を当てはめているんだな・・・と筆者は感じました・・・汗

スマートドラッグの入手方法は?日本の通販で購入可能なの?

スマートドラッグの成分の大半は、栄養素や植物成分(ハーブ、根、豆、樹皮など)です。

なので、一般用医薬品としてドラッグストアで購入でき、栄養補助食品として利用されています。

ただ場合、日本国内のものは、米国のものに比べて比較的に高く、成分の含有率が少ない場合が多いです。

なので、個人輸入に頼っている場合が多いようです。

また、スマドラのうち、処方箋医薬品に当たるものは、処方箋または個人輸入によってのみ手には入るということがネット上に書いてありました。

しかし、安易にスマドラに手を伸ばしてしまうことは、決しておススメはできません。

何故なら、この次に記述するように、やっぱりスマドラには副作用があることが確認されていることと、危険を冒してスマドラに手を出さなくても、身近で効果的な方法があるからです。

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スマートドラッグの副作用や問題点!子供への影響はないの?

スマドラは副作用や問題点はない魔法の薬なのでしょうか。

当然そんなことはありませんよね。

特に成長期にある子供には影響が大きいはずです。

スマドラには、通常の薬にはない副作用があるそうです。

健康上の副作用に加え、場合によっては認知能力を弱めることも確認されています。

例えば、スマドラを服用したことで、時間的な管理能力が低下したという研究事例の記事がありました。

タイトルは以下の様についていました。

Chess players on ‘smart drugs’ are bad at time management

(スマドラを服用したチェスのプレーヤーは、時間管理能力が低下)

出典:http://www.businessinsider.com/smart-drugs-work-chess-study-2017-2?utm_source=intl&utm_medium=ingest

「売らんかな」で個人輸入している人が、こうした情報を積極的に開示することはほとんど考えられない、と筆者は想像します。

小さな字でびっしり書いてある注意書き(警告書!?)の書類を手渡して、サラッと「後で読んでおいてくださいね~」で終わっているのが関の山ですね。

スマートドラッグに頼らず脳の働きを活性化させる方法!

実は、脳のパフォーマンスを高めるために薬を飲む必要などないのです。

オックスフォード大学の研究チームが、2015年に行った分析によると

以下のような方法でも、スマドラと同じような効果があることが明らかになったそうです。

  • よい睡眠(6分ほどの昼寝でも)
  • 集中した運動(短期間での密度の濃い運動)and/or 通常の運動でも
  • 脳トレーニングのために開発されたプログラム(テトリスなどのゲームもOK)参照記事:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4667098/

これらは当然ながら“劇的な”効果があるのではなく、あくまでも“段階的な”ものです。

確かに、スマドラを服用して“直ちにハイな状態”になれることは、魅力的な言葉として響きです。

しかし、自分の体をあえて危険に晒す危険性(リスク)を考えたら、どう考えたって安易にスマドラに手を出すなんて言う選択肢はない、と筆者は思います。

その代わりに、上記で挙げたことを実践してみればいいのです。

しかも遊び感覚を取り入れて。

脳トレ・知育ということでは、例えば、あの藤井聡太棋士が子供のころに愛用していた知育玩具(キュボロ ベーシス)というのがあります。

これ、藤井棋士の人気とともにバカ売れして、品薄状態なんです。

手に入ったらかなりラッキーかも。

 


どうしてもということであれば、例えばエナジードリンクで十分ではないでしょうか。

この機会にまとめて購入しておけば、1本当たりの単価が安くなりますよv。

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注意点としては、「過ぎたるはなお及ばざるが如し」ってことですね。

というのも、飲み過ぎて心臓がバンバンに膨らんで最後は破裂して死亡するケースもあるからです。

まとめ

今回はスマドラを取り上げました。

服用するだけで即効でハイになれようではありますが、副作用などを考えると、絶対に手を出してはいけない、と筆者は考えます。

実際には、入手するのは簡単です。個人輸入した人から通販などで購入することができてしまいます。

海外から個人輸入して販売する側からすれば、「違法ではない」「合法だ」と主張するのかもしれません。

ただ、ほとんどのケースにおいて、単純に輸入したものに利ザヤを乗せて販売しているに過ぎないものと想像します。

少なくとも、輸入したスマドラの成分検査は、していないに等しいはずです。

服用するスマドラの中に、どんな成分が含まれているのかなど、本当のところは分かりようがないと思います。

もし万が一、服用した人に何かあったらどうするのでしょうか。

輸入して販売しただけなので、そこは服用した人の自己責任ということで片づけてしまうのでしょうか。
そもそも、安易なもので知性を手に入れるという考え方が違う気がします。

それは、先日紹介した芦田愛菜さんケースをみればわかりますよね。

日々の積み上げが、結果的にとてつもない達成に繋がるんだな・・・・と筆者は考えます。

今日はこの辺で。

ではまた。

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