スロースリップ(千葉東方沖)は大地震の前兆?過去のデータから検証!

スロースリップが起こると大地震が来る?

2018年6月12日に発生した千葉県東方沖の地震から、スロースリップは地震の前兆ではないか、と言われるようになりました。

スロースリップとは何なのでしょうか?

そして大地震との関連は?

過去に日本で起きた大地震の事例と併せて、調べてみました!

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目次

スロースリップとは?

地震は、プレートが「ずれる(スリップ)」することで発生することは、もうご存じですよね。

「スロースリップ」は、「ずれ」のスピードが遅い(スローな)現象のことです。

大きな揺れが発生しないのが特徴で、その速度から「ゆっくり地震」とか「スロー地震」とも呼ばれます。

千葉県東方沖のスロースリップについて

千葉県東方沖では、2018年6月から、スロースリップによる小規模な地震(※)が相次いでいます。

この現象を確認した関係機関が、事前に注意を呼び掛けていたのです。

そして6月12日に震度3の地震が発生。

このことがネットで話題になり、

「スロースリップは大地震の前兆か」

という話が広がっていったようです。

※体に感じない強さの地震も含みます。

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現在も発生しているスロースリップ

スロースリップは今も発生しています。

最も大地震の発生する確率が高いと言われている南海トラフですが、この南海トラフの一部で、何度も「スロースリップ」が確認されています。

ちなみに、南海トラフとは、

東海地方から紀伊半島,四国にかけての南方の沖合約 100kmの海底にある延長 700kmの溝状の地形。

※出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

のことです。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B5%B7%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95

日本の太平洋側の広範囲にわたっているため、もし大地震が起きた場合、想像を超える甚大な被害が予想されています。

過去に起きた以下の地震は、この南海トラフの影響があったと考えられています。

  • 安政東海地震 (1854年)
  • 東南海地震 (1944年)
  • 南海道地震 (1946年)

過去の大地震の前にはスロースリップ?

何度も大地震に襲われている日本。

過去の大地震の前にもスロースリップが発生していたのでしょうか。

昭和以降、日本国内で起きた、マグニチュード8.0以上の巨大地震のデータを調べてみました。

発生日 名称 マグニチュード スロースリップ
2011/3/11 東日本大震災 9 発生
1946/12/21 昭和南海地震 8 データ無し

あの東日本大震災の前にも、スロースリップが確認されていたのですね。

昭和南海地震についても発生前にスロースリップが起きていたと考えられます。

ですが、当時の観測では、現代のようなデータを記録することはできなかったようです。

大地震とスロースリップとの関連は?

ここまで見てきますと、

スロースリップが起こる

大地震発生

という仮説が成り立ちそうです。

さらに、スロースリップによって大地震が予測できるのではないか、とも考えられます。

でも実際は、

  • 何度もスロースリップが確認されている南海トラフで地震の兆候が見られない
  • スロースリップは確認されなかったにもかかわらず、千葉県東方沖でマグニチュード6.7の地震が発生した

など、まだまだ検証の余地があるようです。

スロースリップと大地震の関連については、今後の発表が待たれるところでしょう。

今できることは?

今回、この話が広がったのを一つの機会として、日ごろの防災意識を高め、家庭や職場での安全を見直してはいかがでしょうか。

例を挙げますと、

  • 地域の防災訓練に参加する
  • 職場、学校、自宅近くの避難場所を確認する
  • タンスなどの家具を固定する。
  • 緊急時の食糧や水などの確保

といったようなことです。

どれも少しの時間でできそうなことばかりですよね。

自分自身が実行したら、ぜひ実家や、離れて暮らす家族にも実践してもらうように働きかけましょう。

筆者も心配になって防災セットを探してみました。

レビュー数が1,000を超えていて高評価な、これが良さそうです。

どんなアイテムが入ってるかチェックしてみてくださいね。

 

まとめ

現段階では、スロースリップと大地震の関連性についての結論は出ていませんでした。

とはいえ、全く関連がないとは言い切れないでしょう。

地震研究がさらに進み、地震予知が簡易にできる日が、1日も早く訪れることを願っています。

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