不祥事

神戸製鋼が倒産の危機?データ改ざんによる株価への影響と今後を予想

2017/10/18

神戸製鋼所が倒産する可能性(確率)はどのくらいあるでしょうか。

アルミ・銅製品の性能データの改ざん問題が発覚した神戸製鋼は、10月11日(水)に別の製品でも改ざんがあったことを明らかにしました。

別の製品とはこちらです。

  • ターゲット材・・・光ディスクなどに使用
  • 鉄粉製品・・・自動車部品などに使用

製品納入先の企業がリコールした場合、その費用や損害賠償は神戸製鋼が責任を持つことになるはずです。

素材ですから、用途は幅広く、損害の範囲は現時点で予想もできないのではないでしょうか。

また、今回の不祥事を受けて、取引先の企業は神戸製鋼への発注を控えることになるでしょう。

つまり、売上は細るわけです。

そんな将来を見通して、即時に反応するのは株価です。

3連休が明けた10日(火)から株価は暴落しており、今後の行方が気になるところです。

悪い材料が出続けると、懸念されるのが倒産の可能性です。

今後、神戸製鋼がどうなっていくのか、考えてみました。

スポンサードリンク

神戸製鋼(5406)の株価暴落!今後を予想

出典:https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=5406.T&ct=z&t=3m&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v

 

神戸製鋼の株価の下落幅は半端ではありません。

直近の数ヶ月で1,300円台で推移していた株価は、今回の不祥事が発覚した10月10日から暴落を続け、11日の終値は900円を割ってしまいました。

暴落直前の6日(金)の終値から、株価は大きく下にジャンプしています。

いわゆる「窓開け」の状態です。

「窓開け」とは、隣り合うローソク足の間に、窓のようにぽっかりとした穴が開いてしまうことです。

11日に、神戸製鋼は別の製品でもデータ改ざんを発表したので、今後もその影響は株価に反映されることが予想されます。

500-600円の水準まで株価は下落してしまうかもしれませんね。

株式相場の格言には、「空いた窓は閉まる」というものがあります。

果たして、株価は元の水準まで戻しに行き、窓を閉めに行くでしょうか。

もしあなたがそのように考え、

  • 大きく株価が下落した現段階で「買い」を入れる
  • その後、予想通り窓が閉まる(株価が元の水準に戻る)
  • 売り抜ける

ということをすれば、大きく儲けることは可能です。

ただ、あくまで窓が閉まる傾向にあるというだけで、必ず閉まるものではありませんのでご留意を。

スポンサードリンク

神戸製鋼は倒産する可能性は?補償する資金の調達方法

神戸製鋼は倒産してしまうのでしょうか。

今回の不祥事による補償を行うということは、多額の資金が必要になります。

それはどこから調達するのでしょうか。

考えられる方法は以下の通りです。

  1. 金融機関から資金調達する
  2. 内部留保で賄う(これまで社内に蓄積してきた利益)
  3. 保有資産を売却する
  4. 損害保険の保険金でカバーする
  5. 安倍首相との縁故で国の支援を受ける(税金投入など)

 

 

金融機関から資金調達する

既にこれは動いていることでしょう。

メインバンクは、みずほ銀行でしょうか。

神戸製鋼は、有利子負債が6,000億円超あります。

財務の健全化をみる指標のひとつに、D/Eレシオというものがあります。

これは、返済義務のある有利子負債等が、どれだけ返済義務のない株主資本でカバーされているかを示す指標です。

通常、1倍を下回ると財務が安定しているとされます。

現在の神戸製鋼の場合は、1倍を少し超えた水準にあるようです。

神戸製鋼が7月28日に発表した計画では、2017年度中に1倍程度にすることを目指しているようです。

補償のために借入を増やすことになれば、D/Eレシオの目標は絶望的です。

むしろ、D/Eレシオが悪化が想定されます。

これは、倒産確率が高まる方向に向かうわけです。

 

内部留保で賄う

神戸製鋼の純資産は、ざっくり7,500億円弱ありました。

この中に含まれる内部留保(利益剰余金)で、補償額を賄うことことも選択肢の一つです。

内部留保に手を付けるということは、過去からの利益の蓄積を取り崩すことに他なりません。

純資産が減る結果になり、やはりD/Eレシオを悪化させてしまいます。

・・・そもそも、内部留保で賄えるのかということも考える必要があります。

 

保有資産を売却する

神戸製鋼は、既に子会社の不動産会社(神鋼不動産)の売却方針を固めています。

短期間で多額の資金を集めるには、会社や不動産などの保有資産を売却するという方法がありますよね。

ただ、神戸製鋼の保有資産の買い手からは足元を見られてしまい、割安に買い叩かれてしまう可能性はあります。

また、利益を継続的に生み出す虎の子を売却してしまうと、危機が去った後に、また別の問題が顕在化します。

それはあたかも、東芝が主力事業を売却してしまったように。。。

 

神戸製鋼の子会社一覧は?データ改ざんの影響や売却の可能性と金額も

 

損害保険の保険金でカバーする

もし、今回の不祥事で発生した損額(賠償金額)を保険でカバーできれば、神戸製鋼としてはラッキーですね。

保険には加入していても「故意・重過失」に当たると判断されてしまえば、免責になってしまうかもしれません。

そうでなければ、急場は凌げそうです。

ただ、次年度以降の保険料の大幅増額は覚悟しなくてはなりません。

安倍首相との縁故で国の支援を受ける(税金投入)

神戸製鋼が倒産という事態になると、日本経済、ひいては人々の生活に影響が出ることが予想されます。

となると、政府が神戸製鋼の支援に乗り出す(税金を投じる)という話も出てきそうです。

実は、神戸製鋼と現総理大臣である安倍晋三氏は、深い関係があるのです。

安倍氏は、米国のカリフォルニアへの留学(※)から帰国した、1979年に神戸製鋼に入社しました。

 

(※)余談 

安倍首相のカリフォルニア時代は、あの加計孝太郎氏と一緒だったんですよ~

加計孝太郎の経歴や大学は?娘や再婚と安倍首相との無償譲渡の真相!
1980年5月から81年1月末まで加古川製鉄所工程部工程課で勤務していたそうです。

その後神戸製鋼を退職し、父安倍晋太郎氏のコネコネで政界へと進出したのですが、2007年には首相として加古川製鉄所を訪れています。

つまり、強い縁故があるわけですね。

2017年の衆院選で、安倍氏が率いる自民党は大きく議席を伸ばしそうな気配です。

もし、自民党が勝てば、検討される事項になるでしょう。

税金を投じるという以外にも、仲良しの米国のトランプ大統領に協力をお願いするということも考えられますかね。

どんな風にお願いするかというと、こんな感じかと想像します。(あくまで勝手な想像です・・w)

神戸製鋼が、ボーイングとかGMから多額の賠償金請求をされそうなんだけど、うまく押さえ込んでくれないかな♪

頼むよ、俺たちマブダチだろぉぉ~

 

すみません。話がそれました。。。

 

話を戻します。

他には、大胆なリストラを行って人件費(固定費)を削減し、利益を捻出する方法もあります。

が、これはちょっと時間もかかりそうです。

 

今後支払いが予想される多額の賠償金の原資がどこになるのか、今後次第に明らかになっていくことでしょう。

 

まとめ

今回は、神戸製鋼が倒産する可能性について考えてみました。

時間的な関係もあり、まだ詳細には調べていませんが、取り急ぎ思いつくことを書いてみました。

今後もこの件は取り上げていきたいと思います。

ではまた。

 

この記事を読んだかたは、こちらも読んでいます。

神戸製鋼株でインサイダー疑惑?三菱UFJFGの4社が偽装発表前に売却!

神戸製鋼所のデータ改ざん発覚は内部告発で?納入先の産業と企業名!

神戸製鋼のアルミ銅事業のシェア!工場(真岡・長府・大安)の今後は?

 

初月無料でテレビや動画を無制限で観る裏技とは?

スポンサードリンク

-不祥事