不祥事

神戸製鋼株でインサイダー疑惑?三菱UFJFGの4社が偽装発表前に売却!

2017/10/14

データ改ざんを発表後、神戸製鋼の株価は下落しています。

もし、あなたが以前から神戸製鋼株を保有しているとすると、かなりの損失を抱えているはずです。

でももし、神戸製鋼が今回の不祥事を公表した10月8日(日)より前に、あなたがその情報を知っていたら、どうしますか?

不祥事が公表されてしまえば、株価が暴落することは目に見えています。

となると・・・公表前に保有株は売却しておきたいですよね?

ただ、あなたが神戸製鋼の関係者(社員や取引先など)で、公表前にその情報を知り得る立場にいて実際に売却していると、インサイダー取引で捕まってしまいます。

実は、三菱UFJフィナンシャル・グループが、神戸製鋼の偽装発表前に、同社の株を大量に売却していました。

それは、株式の大量保有報告書に付随する変更報告書によって判明したのです。

この売却は、神戸製鋼がデータ改ざんの不祥事を公表する直前のタイミングでした。

だから、ネット上ではこの売却がインサイダー取引にあたるのではないか、と疑惑が持たれています。

この真相を探るべく、今回iSee-Labでは調査してみることにしました。

 

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神戸製鋼のデータ改ざん公表前後の動き

ツイッターには以下のような情報がありました。

なるほど。

神戸製鋼は、今回の不祥事の公表前に主要取引先であるトヨタやJRに事前に報告をしていたのですね。(9月21日)

また、上記のツイッターでは、「9月25日MUFJグループ、神戸製鋼株大量保有減」となっています。

これは少し補足が必要なようです。

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MUFGが神戸製鋼株を売却したのが分かった理由は?

まず理由を一言で説明すると、MUFG(三菱UFJフィナンシャル・グループ)は、株式を大量に売却(=保有割合が大きく減少)したことを、報告する義務があったから、ということになります。

そもそも、上場している法人の株券等を保有する者は、株券等保有割合が5%を超える場合に、大量保有報告書を提出しなければなりません。

このことは金融商品取引法第27条の23第1項に定められています。

5%ルールというやつですね。

そして、大量保有報告書を提出した後、株券等保有割合が1%以上増減したなどの場合は、変更報告書の提出が必要となります。

報告書の提出期限は、提出義務が生じたときから原則5営業日以内です。

MUFGは、上記の法律に則り変更報告書を提出しました。

これがきっかけで世に知られることになったのですね。

筆者がネット上でみつけた変更報告書は以下の通りです。

http://fs.magicalir.net/edinet/2017/5406/S100BFF3.pdf

こちらをご確認いただくと、実際の売却を行ったのはMUFG傘下の以下の企業であることがわかります。

  • 三菱東京UFJ銀行
  • 三菱UFJ信託銀行
  • 三菱UFJ国際投信
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券

また、4社分合計でMUFGとして神戸製鋼株の保有割合が、7.16%→6.09%と1.07%減少していることがわかります。

  • 5%以上保有している
  • その後1%以上保有割合が変わった

ということが確かに当てはまりますね。

実際に報告義務が発生したのは、9月25日(月)です。

で、実際に変更報告書を提出したのは、10月2日(月)です。

日数は、報告義務が発生した翌日からカウントしますから、5日以内という原則のルールの中で最終日に提出したことになりますね。

MUFGは9月25日(月)に1.07%もの保有株式を全て売却したわけではない、と筆者は考えています。

その数日前から売却を開始し、9月25日の時点で1%に達した、つまり報告義務が発生したはずです。

そしてその後も、神戸製鋼株を売却してトータルで1.07%になった、と考えるべきだと筆者は思います。

 一度に売却しないのは、株価に影響を与え過ぎてしまうことを避けるためです。

神戸製鋼株の実際の動きは?

実際の株価動きはどうだったのでしょうか。

出典:https://i.imgur.com/2bMHBpx.jpg

実際の価格はこちらのようになっていました。

9月21日までは1,300円台で推移していましたが、9月22日以降株価は1,300円を下回っています。

9月25日後も多少は売られたはずです。

その後株価が持ち直した理由は、神戸製鋼株が割安になったと判断して買いを入れた何も知らない投資家がいたからなのでしょう。

この投資家たちは、10月8日(日)にデータ改ざんの発表があるなどまったく想像していなかったはずです。

そして、連休があけた10月10日(火)に、神戸製鋼株はストップ安(気配)となるのです。

 ご愁傷様ですとしか言いようがありませんね。。。


こう考えると、MUFGの売却は、インサイダー取引だと思われても仕方ないかな・・と筆者は感じました。

あなたはどう思いますか?

 

まとめ

もし、これが本当であれば大問題です。

しかし、仮に本当だとしても、三菱FUJフィナンシャル・グループは社会的な影響力が強いです。

強大な権力を背景に、メディアなどに影響を行使して・・・なんてこともできちゃうかもしれません。

あってほしくはないですけど。

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