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IoT展示会で垣間見た近未来。産業界でも浸透していない2つの理由

「IoT」って聞いたことありますか?

これは、「Internet of Things」の略語です。

モノのインターネットってことですね。

IT用語辞典によると、こんな風に定義されていました。

コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。

出典:IT用語辞典 http://e-words.jp/w/IoT.html

そして、モノとインターネットをつなげることで、より快適な世の中になる、と信じられています。

「IoT」の読み方は、「アイオーティー」です。

10月28日までの3日間、千葉県の幕張メッセでIoT展が開催されていました。筆者が足を運んで垣間見た近未来について共有しますね。

世の中のありとあらゆるモノとインターネットをつなげることで、あなたの生活の何がどう変わるのか、気になりませんか。

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IoTの生活が身近なものになるのはいつか

幕張メッセやお台場のビッグサイトで開催される展示会では、世の中の最先端の技術や商品が展示されます。個人の生活レベルで技術が身近に感じられる前には、まず産業界での導入/浸透というプロセスがあります。

今回幕張メッセで開催されたIoT展も例外ではありません。様々な企業が最新のIoTの技術や商品が紹介されていました。

ただ、筆者の見立ては、IoTはまだ話題先行で、個人はおろか産業界にとっても浸透にはまだ時間がかかるというものです。

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 IoTが産業界でも浸透しない2つの理由

IoTが発展する4つの段階

IoTが発展するには、以下の4つの段階を経ることになります。

  1. モノにセンサー取り付けて、データを見える化する
  2. 遠隔地からスイッチを入り切りしたりして、モノを制御する
  3. 集めたデータからモノの稼働や保守について、最適な状態を見出す(最適にする)
  4. モノ自身が自律的に考え、最適な状態にする

展示会での事例としては、

  • センサーから読み取ったデータをクラウドに上げ、遠隔のパソコン画面に見栄えよくグラフ表示させる
  • 生産ラインのスケジュールを機動的に作成する

といったものがありました。

展示会に出展する企業にとって、IoTは次世代の収益の柱との位置づけです。現段階は多額の資金と人を投じて開発をしている段階ですので、投じた資金の回収はまだできていません。

必然的に、工場などのユーザーへ開発した製品を提供する際は、価格の設定は高くなりがちです。

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IoTの導入が産業界でも進まない1つ目の理由

大企業はともかく、少なくとも中小企業(ユーザー)には、まだIoTはあまり浸透していません。

その背景には、きっと

  • 見栄えよく表示されたデータが、どういう意味を持っているのか
  • データをどう読み取って、どう判断すればいいのか
  • といったことは、全てユーザーに委ねられている

という事情があるからです。

ITベンダーは、ツールの提供が生業ですから、原則的にはツールをユーザーに納品したらおしまいです。当たり前と言えば当たり前です。

ただ、ユーザー側でデータをどう活用したらいいのか明確にならなければ、IoTの浸透は進んでいきません。

実際、IoTのツールを導入する側(主に中小企業)のIoTの捉え方はまだこんな感じです。

  • IoTってよく聞くけど、なんかよくわかんないな
  • データの見える化はいいけど、それをどうやって使うのかな?
  • ITベンダーから説明や提案を聞いても、自社にとっての意味合いが腹落ちしてないな
  • よく分からないものに大金を投じることは、とりあえずやめておこう(まだ様子見)


ユーザーにとって、費用対効果が見えていないから、というのがIoTが産業界に浸透していない一つ目の理由です。

IoTの導入が産業界で進まない2つ目の理由

もちろん、ユーザー企業の中にも先進的な考え方を持ち、IoTに明るい方もいます。しかし、それでもIoTの技術を社内に導入することは容易ではありません。

なぜなら、ユーザー企業内には“抵抗勢力”があるからです。厄介なのは、そうした抵抗勢力に意思決定権があったりすることです。

今、企業内にIoTを導入することは、かつて、手紙と電話が主な通信手段であったときに、電子メールを導入しようとした際の状況と同じでしょうか。もしかしたら、「電子メールなんかじゃ、相手に熱意や気持ちが伝わらない!そんなもんに頼るな!馬鹿もんが!」とか、まるで波平がカツオを叱るようなやり取りが行われていたかもしれませんね。

でも結局、世の中がどうなったかは、あなたもご存じのとおりです。

ユーザーの社内で、抵抗勢力が依然として影響力を持っているから、というのがIoTが産業界に浸透していない二つ目の理由です。

あなたにとっては、今がチャンス

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上記の通り、産業界へのIoT浸透はまだ進んでいる状況ではありません。まして個人をやです。
でも、見方を変えると、現在の状況はチャンスと言えます。

  • IoT浸透の流れは、時間の差こそあれ、今後加速していく
  • 産業界→個人の生活というプロセスで浸透する

という前提に立てば、個人レベルでIoTについて先取りすることは、近未来でアドバンテージを持てることになる、と筆者は信じています。

あなたはどう思いますか。

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