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長谷川豊の人工透析ブログは、記事内容以外の理由に反応して炎上?

2016/10/22

フリーアナウンサーの長谷川豊のブログが炎上しました。
炎上したブログは、人工透析に関するものです。
その後、出演していた番組から次々と降板となりました。

炎上したブログの記事は、当初以下のタイトルでした。

 

自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!
無理だと泣くならそのまま殺せ!
今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!

ところがブログ炎上後、タイトルは以下の様に修正されました。

医者の言うことを何年も無視し続けて
自業自得で人工透析になった患者の費用まで
全額国負担でなければいけないのか?
今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!

ブログが炎上し、その後の出演番組降板につながった原因は何でしょうか?

長谷川豊氏について、筆者は好きでも嫌いでもありません。
炎上に加担するつもりもありません。
また、彼を擁護するつもりもありません。

ただ思うのは、人工透析についての長谷川豊の見方は、
イソップ物語に出てくる「アリとキリギリス」
を読んだ後の感想と同じだということです。

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ブログを炎上させたのは、記事を読んだからではない。長谷川豊が嫌いだからだ。

長谷川豊のブログ、全文キチンと読みました?

http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/48479701.html

ポイントは以下の通りです。

  •  日本の社会保障(年金、健康保険)のシステムは、大きな問題を抱えている
  •  特に人工透析の治療には多額の費用がかかる分、社会保障による負担も大きい
  •  人工透析の治療が必要となる原因のほとんどは、生活習慣による
  •  生活習慣は自分の意思で改善できる
  •  生活習慣を改めない人工透析患者の治療費を、なぜ「我々」が負担しなかればならないのか?

言っていることの論理に、一見、矛盾はありません。

炎上した原因の大半は、記事の中身ではないないのです。

自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!
無理だと泣くならそのまま殺せ!

という過激な”タイトル”に、ネットユーザーが強く反応したから炎上したのです。

長谷川氏は、以前から強い表現のタイトルを使っています。
記事が広く読まれる、つまりアクセスを増やすことを狙ったのです。
その目的は十分すぎるくらい達成しました。

でも結局、
テレビ番組の降板や謝罪につながったわけですから、
諸刃の剣だったわけですね。

世間では、タイトルに「殺せ」という表現を使ったことが問題だったと言われています。

一方で、考慮すべきは
「自業自得の人工透析患者なんて」
という表現です。

この表現には、2つの解釈が成り立ちます。

  1. 100%自業自得である人工透析患者なんて(≒ 透析患者の全てが悪い)
  2. 人工透析患者の中で、自業自得の人なんて(≒ 透析患者の一部のみが悪い)

記事をよく読めば、長谷川氏が言いたかったのは、2.だと解釈できます。

事実、炎上したブログのあとに投稿されたこの記事の末尾を見てみると、

「自業自得」とはっきり判断できるレベルの人工透析患者など、
全額自己負担にせよ!

という表現がされています。

全然間違ったことを言っているとは思えません。

ただ、記事をよく読まずタイトルだけ切り取って考えると、
1.の解釈(透析患者の全てが悪い)になります。

つまり、自業自得ではない患者さんも「殺せ」
と言っていることになるのです。

記事の末尾の注釈で、「先天的な患者に向けた記事ではない」と記載していますが、
そこまで読む読者は少なかったのでしょう。

タイトルの付け方は、確かにマズかったです。

ただ、長谷川豊のブログ炎上に加担する人達の中には、

  • もともと長谷川豊が嫌い
  • 彼を攻撃できる材料(ブログタイトル)を見つけた
  • 自分たちにとって都合のいいように切り取った(中身はカンケーなし)
  • 世論煽って、一斉に攻撃した(ブログを炎上させ、番組を引きずり降ろした)

という人が一定数いると見ています。っていうかほとんど!?

 

社会保障制度についての長谷川豊の見方は、イソップ物語の「アリとキリギリス」のアリ側の見方!?

とはいえ、もっと考えないといけないことがあります。

それは、「生活習慣が悪いのは、本当に自己責任なのか?」ということです。

長谷川が考える人工透析患者の姿は、炎上した記事から引用すると、

  • バカみたいに暴飲暴食を繰り返す
  • 腹は出る、腰は痛める。周囲に注意されているのに、無視
  • それでも食べ続け、運動もしない。
  • 周囲は必死に注意。でも無視。
  • で、糖尿病になる。
  • にも関わらず、運動もしない、食事も先生から言われたことをろくに守らず好き放題。

というものです。

確かに、こういう方々に社会保険料を使われていると考えると、
怒りを感じるのも分かります。

ご存知イソップ物語には「アリとキリギリス」の話があります。

あれを聞いて思うのは、たいてい2つの感想だと思います。

  1. キリギリスっていいなあ。遊んで暮らして、最後は結局アリに助けてもらえるんだから
  2. アリは別にキリギリスの面倒なんて見なくてもいいのに

これはつまり、
● キリギリス側に立つか
● アリ側に立つか
によって見方が変わってくるわけです。

結局、みんな「自分が大切」ですからね。
自分の置かれた状況により、考え方が変わってしまうのです。

長谷川氏は、アリ側に立って考えたのでしょう。
そうした苦労や努力もされてきた方なんだと思います。

でも一つ言えることは、
現実は「アリとキリギリス」みたいに単純じゃないってことです。

たとえば、人工透析患者の実情を調べてみて、

  • 暴飲暴食をする原因が、職場のパワハラによるストレスだったら?
  • 周囲からの注意を無視してしまう原因が、学校教育のまずさにあったら?
  • 糖尿病になる原因が、低所得でお金も時間もないので、ファストフードばかり食べていたからだとしたら?
  • 本当は、人工透析以外の治療方法があるのに、医者がお金のために人工透析を続けているとしたら?

 

物事には、それぞれ原因があり、そこには善もあれば悪もあります。

長谷川氏が想像しているのは、好き勝手に生活して、悪びれもせず社会保障費をむさぼっている人だと推察します。実際そういう人は多数います。よね!?

でも、そんな人がどれくらいいるのか、なんて統計的にわかり様がないのです。そこに下手な基準を設定すると、本来は社会保障を受けるべき人たちが受けられなくなってしまいます。

結局、簡単な答えはないのです。

人工透析を完全自己負担にすることで、問題が即座に解決することはありません。
かといって、今のやり方を続けていればいい、というわけでもありません。

長谷川氏は、ひとまずの落ち着きどころとして、腎移植を推進して、人工透析患者を減らすという方向を見出したようです。
http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/48683394.html

今回の長谷川氏のブログは、あくまで「考えるきっかけ」です。
そうとらえるのがいいと思います。

ではまた。

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